離婚調停のメリット・デメリット

現在日本の離婚率を見てみると、3組に1組が離婚しているとの統計が出ています。米国ほどではありませんが、かなり高い割合です。その際様々な離婚の仕方があります。当人の話し合いで協議離婚に終わればよいのですが、金銭面や親権などで話し合いがつかず、調停、つまり家庭裁判所の仲介による離婚を採らざるを得ない場合があります。もちろんこれには利点だけではなく、面倒な点も存在します。メリットとしては、第三者である調停委員との話し合いが行われるので、客観的に物事を判断してもらえます。そして、話し合いは調停委員2名と行われ、夫婦両方が立ち会っての話し合いではありませんのでお互いに顔を合わせることもなく、話し合いの場が紛糾するということもありません。

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そして、懸案事項に関して夫婦双方の合意が得られた場合は調停調書を作成します。これは裁判における確定判決と同等の効力を有するものですので、もしどちらか一方が調停内容を遵守しない場合には強制執行の対象となります。デメリットとしては、双方が調停に応じるということが前提条件ですので、一方が拒否すれば調停は行われません。その場合はいきなり裁判となる可能性も否定できません。また最大のデメリットは、月に1回のペースで何度か話し合いが行われますので問題の解決までには時間を要する上に、主として平日の昼間に行われますので、会社勤務をしているものにとってはなかなか時間が取りにくいという点が挙げられます。